阪本司法書士事務所 所長の一言 26年9月

今月は、司法書士阪本文栄の方から事務所通信をお届けさせて頂きます。

【今月のテーマ:不動産登記って何のためにするの? その1】

司法書士の主な業務は、法務局に申請する登記書類の作成や、申請の代理です。登記には「商業登記」「不動産登記」等がありますが、今回は不動産登記について触れたいと思います。そもそも不動産登記は何のためにする制度なのか、皆さまご存知でしょうか。

家を新築したり、土地や建物を買った時には、多くの方が登記をされると思います。ですがそういった場面は、長い人生の内にもそう何回もありませんし、大抵は、不動産会社や融資を受ける銀行等から言われるがままに、登記をしていたという方がほとんどではないでしょうか。

建物を売買したり、抵当権の設定をした時の不動産登記というのは義務ではないので、やならければ何か罰則があるという訳ではありません。ではなぜ、わざわざ費用をかけてまで登記をする必要があるのでしょうか?それは、高額で大事な財産である不動産の取引を、円滑かつ安全にするためです。不動産登記の効力にはいくつかありますが、中でも重要なものが「対効力」と呼ばれるもので、自分が所有権を取得したことを、第三者(契約当事者以外の他人)に対して対抗できる効力です。この対効力について、代表的な事例をクイズ形式でご紹介したいと思います。

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A氏が、自己所有の土地・建物を売りたいと考えています。そこへ、B氏とC氏が買いたいと言ってきました。そこでA氏は、良からぬことを思いつきます。「そうだ!両方に売って、売買代金を二重に受け取ってしまおう。その後はどこかへ逃げてしまえ。」

そして、B氏とは11日に売買契約をし、代金も受け取りましたが、家の鍵の引渡は後日改めてすることに。その翌日、C氏とも売買契約をし、代金の受け取りと同時に家の鍵を引渡しました。その後、A氏は雲隠れして行方が分かりません。登記の方はというと、お正月休みで法務局はやっていませんので、A氏の名義のままでした。

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 さて、B氏とC氏は、当然自分が買主で、A氏の土地・建物は自分のものだと思っているので、所有権を巡って争いになります。この場合、B氏とC氏のいずれが所有権を主張できると思われますか?民法177条の規定がポイントになるのですが、答えは次回でご説明致します。

所長の一言 26年8月

817日飛騨地方は大変な集中豪雨に見舞われました。

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を

お祈り申し上げます。

 

さて、最近中国では、稲森和夫さんの経営哲学が話題になっているとの話が、

テレビで放送されました。

稲森和夫さんの経営哲学で、最も有名なのが、次の公式です。

 

仕事の成果=考え方×能力×熱意

成果とは売上・集客数・利益等をいいます。

考え方とは、会社の経営理念・商品コンセプト。

熱意とは、企業内での評価制度・賃金体系。

能力とは、事業体系によって違います。

例えば、飲食業では、調理能力であったり、アパレル事業ではデザイン能力であったりとかします。稲森式経営哲学では、考え方が最も大切と言われております。

 

一例を上げますと、ここに、A店とB店があったとします。

お店の中の掃除を例に挙げます。

A店もB店も、掃除に対する能力・熱意がほぼ一緒であったとすれば、A店の社員は、掃除をするとき、「汚いところを徹底的に綺麗にする」という考え方で掃除をします。

B店の社員は、「汚いところを掃除するのは当たり前、綺麗な所をより綺麗にする」という考え方で掃除をしたとき、どちらの考え方で掃除をしたら、より良い掃除の仕方でしょうか?

大抵の方は、B店というお店を選ばれることと思います。

考え方で、差がつく事例をお話しました。

阪本司法書士事務所 所長の一言 26年7月

はじめまして。司法書士の阪本文栄と申します。無題

今月は阪本進税理士事務所所長に代わりまして、私から一言述べさせて

頂きます。まずは、簡単な自己紹介から。

 

生年月日と出身:昭和4986日生まれ。飛騨市古川町出身。

経歴:古川中学校→斐太高校→東京農工大学(農学部)→丸美屋食品工業㈱(商品開発部マーケティング課に7年間勤務)→菱沼司法書士事務所 補助者(5年間勤務)

 

【司法書士を志すまでのいきさつ】

高校では理系クラスで、大学は農学部。就職先は「食べる事が好きだし、食品メーカーで商品開発をやりたいな」という思いから、「のりたま」や「麻婆豆腐」でお馴染みの丸美屋食品に就職しました。丸美屋食品では丸7年勤めましたが、先輩の女性社員は結婚や出産を機に退職される方がほとんどで、女性が長く仕事を続けようと思うと、どうしても会社という組織で働く難しさを感じ始めていたころ、実家が祖父の代から司法書士だという知人と知り合い、初めて『司法書士』という職業を知りました。そして「これは女性でも一生続けられる良い職業だ」と資格取得を一念発起し、受験勉強に専念するため平成16年に会社を退職。1年間某予備校の全日制クラスに通って受験勉強に専念し、一発合格する決意で臨んだ平成17年度の試験でしたが、残念ながら合格点に3点足りず不合格に。その後、茨城県土浦市の司法書士事務所で補助者として就職し、平成18年から5年間仕事をさせて頂き、実務経験を積むことが出来ました。その間も、司法書士受験は続けていましたが、仕事をしながら合格レベルに必要十分な受験勉強をするのはかなりの努力が必要で、成績は毎年右肩下がり、合格レベルからはどんどん遠ざかってしまう有様でした。

 その後、平成23年に結婚を機に、約20年ぶりに飛騨へ戻ってきたわけですが、司法書士受験に対しては、いわゆる『燃え尽き症候群』で、全く勉強する意欲が湧かず、結婚後2年間は一切勉強するのをやめて主婦業に専念し、受験からは離れていました。しかし、頭の隅ではやり残した宿題をずっと引きずっているようなモヤモヤ感を抱え、気持ちが晴れずにいました。そんな中、税理士事務所を経営する義父や主人が背中を押してくれたことがきっかけで、また勉強を再開する意欲が湧き、平成25年度の試験を最後のチャレンジにする決意で受験勉強を再開し、おかげ様でようやく合格することが出来ました。

 私が司法書士になるまでには、このように長い道のりがありましたが、全ての経験は無駄ではなく、私にとって必要な出来事だったのだと思っています。

 今年1月に女児を出産したため、現在は育児中心の毎日ではありますが、阪本会計事務所を通じて、会社の登記や不動産登記などの司法書士業務をお手伝いさせて頂いていますので、どうぞ宜しくお願い致します。

所長の一言 26年6月

成功の為の7ステップ

 

具体的に、ダイエットを例にとります。

 

誰しもダイエットをしたいと思うときには、感覚的にめちゃくちゃ痩せたいと考えますが、

感覚だけでは、失敗することが多いのです。

 

具体的な7つのステップの例

  1. 明確な目標(理想)を設定する。たとえば、現在60kgだとすると、50㎏にしたいと設定する。

  2. 正確な現状を把握する。現在60kgを意識する。

  3. 明確な期限を切る。例えば3か月以内にというふうに。

  4. 定期的な確認(チェック)。毎日体重計で測る。

  5. 表面的な目標を設定する。例えば、青いドレスを着たい。という風に。

  6. 本当の目的。例えば、青いドレスを着て、友達の結婚パーティに出席したい。

    という風に。

  7. 強い本当の動機。例えば、友達の結婚パーティで、新郎の友達で、彼氏をゲットしたい。

    という強い動機を持てば、より強くダイエットに励む甲斐がある。

 

このようなステップで、ビジネス目標を立てれば、より実現が可能になります。

所長の一言 26年5月

先月421日から24日にかけて、経営コンサルタント・佐久間武先生による、経営相談会を行いました。そこで、同行して気が付いたことを、お話し致します。

 

まず、広告宣伝費に多くの費用を掛けておられますが、その効果を測定していらっしゃらない経営者が多いという事実です。

確かに、測定は困難です。しかし、測定できる方法があるのです。

ひとつは、クーポン券を付ける方法です。この方法ですと、お客様にとって、面倒な面があります。例えば100円・200円のクーポン券では、値引きになってしまいます。現在、東京では、広告媒体である「○○を見た」と言うだけで、飲食店なら一品をサービスする方法が時流です。ただし、注意点は、期間を限定すること。限定しないと、一定期間の宣伝効果が測れません。

 

今、東京方面のマーケティングの方法は、個人情報を得て、メールアドレスを取得し、店の情報をメールで伝える方法が時流です。

ここで、個人情報を得ることは、大変重要な事ですが、その一つにアンケートを記入していただく方法があります。

しかし、アンケートが良いとわかっていても、完璧なアンケートができてからという理由で、なかなか実行できない経営者が多いようです。

完璧でなくても、「良いと考えたことは、すぐ実行する」これが最善です。

マーケティングの勉強でも述べましたが、「決めたらやる」。そして、実行しながら改善することが、ベターなのです。

やると決めたら、「いつまでにやる」と時間を切ることが、最も良い方法です。

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