阪本司法書士事務所 所長の一言 27年8月

【今月のテーマ:『原本還付』で経費節約を!】

 

皆様、原本還付という手続きをご存知でしょうか?書類を提出した後で原本を返してもらうことですが、相続手続きの際にこれを活用すると、戸籍収集にかかる費用を節約できる場合がありますので、ご紹介いたします。

 

相続手続きは、不動産登記の他にも、銀行預金の払い戻しや株券の名義変更など、被相続人が所有していた様々な財産について、戸籍謄本の提出を求められます。この戸籍謄本ですが、被相続人(亡くなられた方)については、生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本全部が必要なほか、相続人の現在の戸籍も必要なので、一通り揃えるだけでも数千円の費用がかかります。

 

この戸籍謄本一式を、法務局、ゆうちょ銀行、十六銀行、高信、飛騨信・・・と、手続きが必要な役所・金融機関の数だけ全て揃えていたら、それだけで数万円の費用がかかってしまうこともあります。 

 

そこで、まずは戸籍謄本一式を揃えて頂いた段階で、司法書士等にご相談頂ければ、「相続関係説明図」という相続関係が一目で分かるように図式化した書類を作成し、戸籍謄本一式と共に「相続関係書類」としてきちんと綴ってお渡し致します。この「相続関係書類」は、法務局をはじめ、ほとんどの金融機関で原本還付に対応していますので、何通も戸籍謄本を取得する費用も手間もかけなくて済みます。

 

このように原本還付は便利な制度ですが、予め「原本は返して下さい」と申し出ておかないとダメで、手続きが終わってから返して欲しいと言っても、対応して貰えないことが多いのでご注意くださいね。

所長の一言 27年8月

〔耳よりな健康情報〕

 

 最近の地球環境は、PM2.5とか福島第1原発事故等で、相当悪化しております。次から次と、いろんな病気が不思議なくらい発生しておりますが、地球環境の悪化の条件に応じて、色々な病原菌が活躍することが、原因ではないかと考えられます。その証拠に、最近テレビで得た情報ですが、特にウイルスについては、人間の知識では氷山の一角しか知られていないそうです。

 私たち人間としては、各自の免疫力を高めることが一層重要なことだと思われます。そこで、免疫力を高める飲み物として、NHKテレビの番組「ためしてガッテン」を見られた方もあるとは存じますが、「冷茶」のことがありましたので、ご紹介いたします。

これは、お茶の生産農家の常識だそうですが、水に氷を入れて、冷水を作り、10グラムの茶葉を急須に入れ、その冷水をそそぎ、「5分間」待ってお茶を淹れるというものです。1杯に拘わらず、凡そ、冷水ポットにいっぱいになるくらいでも出せます。テレビでは、「スーパー緑茶」と名づけていました。

これは、旨味が5割も増すだけでなく、新成分「エピロカテキン」が出て、免疫力が活性化し、しかも熱いお茶と違ってカフェインが、殆どないので、子供とかカフェインに過敏で、寝る前に飲めない人でもゴクゴク飲めるそうです。

わが家でも、この夏は、この方法で、お茶を淹れ、「おいしい夏」を堪能しました。

もう一つ、これもテレビの番組でしたが、腰痛を治す体操をご紹介します。医者が考案した体操ですが、毎日1日に1回以上、親指を骨盤に当て、骨盤を親指で押しだすような気持ちで、息を吐きながら後ろへ反らす運動です。簡単ですが、必ず11回以上継続することが重要です。

阪本司法書士事務所 所長の一言 27年7月

【今月のテーマ:『権利証』又は『登記識別情報』を紛失した場合】

 

前号では、登記済権利証(登記識別情報)を紛失してしまった場合の登記には、「事前通知制度」と「資格者代理人による本人確認制度」と呼ばれる2通りのやり方がある点、その1つ「事前通知制度」についてご紹介しました。

 

今回は、もう1つの「資格者代理人による本人確認制度」と呼ばれる制度をご紹介します。

これは、簡単に言うと登記官以外の資格者(司法書士、土地家屋調査士、弁護士)に本人確認をしてもらう、又は公証人に本人確認の認証をしてもらう、というものです。

 

具体的には、依頼者の方は今回の登記申請代理を委任する司法書士等の資格者に本人を確認できる書類(例えば、免許書の写し、年金手帳、保険証など)を提示し、資格者等は登記申請意思が確かに本人の意思によるもので間違いないかを確認し、その後「本人確認情報」という書類を作成するものです。

 

この「本人確認情報制度」を利用するメリットは、売買や抵当権設定等の取引と登記の同時履行が必要な場面で使える点ですが、デメリットとしては費用が高くつくことです。本人確認情報作成報酬は、一概には言えませんが、安い場合でも3万円程度、高額だと10万円以上というケースもあります。取引金額が高額になるほど、資格者等が担う責任も重くなるということで、より高額になるようです。

 

このように、登記済権利証(登記識別情報)は万一紛失しても登記は出来ますが、失くさないように大切に保管して下さいますよう、お願い致します。

所長の一言 27年7月

暑中お見舞い申し上げます。

 

6月中は、涼しい日が続きましたが、7月に入ってからようやく夏らしい気候となってまいりました。

我事務所の駐車場や自宅の庭にも、ようやく夏が舞い降りたように、清楚な「もじずり(ネジ花)」が咲いております。

 「もじずり」の花は、昔は「ねぢ花」と言われたり、「ねじれ花」とか

学名のSpiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の「speira(螺旋(らせん))+anthos(花)

の合わさった言葉だそうです。

そして、以外にも「蘭科」の植物のようです。

 百人一首の歌にも、

「陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」

という出典 河原左大臣 《古今集》の和歌があります。

また、事務所にも緑のカーテンの朝顔も元気に咲いています。

   

 

 

 

 

 

阪本司法書士事務所 所長の一言 27年6月

【今月のテーマ:『権利証』又は『登記識別情報』を紛失した場合】

 

前号では、登記済権利証と新たに交付される登記識別情報についての説明と、いずれも重要書類(情報)ですし、紛失した場合に再発行はされませんので、大切に保管してくださるようお願い致しました。

 

そうはいっても長い年月の間には、大事な登記済権利証(登記識別情報)がどこにしまってあるのか、どこをどう探しても見つからなくなってしまうこともありえます。このように、登記済権利証(登記識別情報)を紛失してしまった場合、登記はどのように行うのでしょうか?

これには2通りのやり方があります。1つは「事前通知制度」、もう1つは「資格者代理人による本人確認制度」と呼ばれるやり方です。

 

「事前通知制度」というのは、登記申請をした後日、法務局から確認のハガキが送付されてくるので、このハガキに「登記申請は真実です」という欄に署名押印して、法務局へ提出することで登記手続が進むというものです。身内同士で行う贈与登記やローン完済後の抵当権抹消登記ならこのやり方でも問題ないですが、売買や抵当権設定登記では、事前通知制度では取引に支障がでるため、「資格者代理人による本人確認制度」が利用されています。

「事前通知制度」のメリットは、なんといっても費用がかからない点ですが、デメリットとしては、売買代金決済と所有権移転登記の同時履行ができない等、実務上の問題が生じる点です。

 

「資格者代理人による本人確認制度」については次号でご紹介いたします。

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