阪本司法書士事務所 令和2年9月

【今月のテーマ】『「訴訟詐欺」にはご注意を!…本物との見分け方…』

 

最近、「訴訟詐欺」と思われる怪しい郵便物(普通郵便の茶封筒)が届いたというご相談を受けました。届いた書面を見せて頂きましたが、内容は、「差出人:東京の弁護士事務所」で、「訴訟をすることになったので手数料と遅延損金を請求する」とか「下記の電話番号に連絡して下さい」というもので、やはり「詐欺」だと思われます。その方は、「これは怪しい」と思って当職に相談して下さり被害には遭っていませんが、一応警察に届けた方がいいだろうということで、警察に持って行かれたところ、全く同じ郵便物がたくさん届いているとのことです。その方だけでなく、飛騨地域にお住いの方々にも無差別に「訴訟詐欺」の郵便物が送り付けられています。皆様方も、弁護士や裁判所をかたって「借金を返せ」「未納料金を払え」「相続権が発生したので連絡するように」といった内容の手紙が届いた場合、詐欺の可能性が高いので十分ご注意下さい。

このような書面が届いた場合、基本的には一切無視し、電話もかけないでそのまま放置して下さい。もしどう対応して良いか分からない場合には、警察や消費生活センターか、弁護士・税理士・司法書士といった法律職に相談して下さい。

 

ちなみに、本当に訴えられた場合には、裁判所から「特別送達」という特別な郵便により通知が配達されます。この「特別送達」は、次のような特徴があります。

 

《「特別送達」のイメージ》 

①「特別送達」と記載された、裁判所の名前入りの封書で送付される。

② 郵便配達担当者が名宛人に直接手渡すことが原則。普通の郵便物のように郵便受けに入れることはない。

③ 郵便配達担当者から「特別送達」を受け取る際には、受け取った人の署名や押印を求められる。

④中に入っている書面には、裁判所で付した「支払督促」や「訴訟の呼出状」等の「事件番号」・「事件名」が必ず記載されている。

 

こうした特徴があるかどうかで、裁判所からの本当の通知かどうかを見分けることができます。

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