所長の一言 令和元年7月

軽減税率の価格設定について>

 

消費税の増税も、いよいよというところまでやってきました。

「軽減税率 メニュー」の画像検索結果

業種的に軽減税率8%と新税率10%が混在する事業所は、それに対応する準備が非常に大変ですね。例えば外食産業では、消費者が店内で食事をする場合は10%テイクアウトをする場合8%出前も同じように8%となるので、お店の対応として、メニューの表示価格をどうしようかと悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

では、皆さんがお客として、あるファーストフード店に入って図1のようなメニュー表示だったら、どのように感じますか?

店内で食事をするつもりでお店に入っても、テイクアウトなら少しお値打ちに食事ができると考え、もしかしたらテイクアウトしようという選択をしてしまうかもしれません。お店のメニューの表示のしか   た一つで、消費者の行動を変えてしまう可能性があるということです。      図1

また、出前を行っている 事業者の場合、出前も8%ですので、軽減税率適用の前と後では、出前の割合が多くなると考えられるため、人的コストや燃料代など経費が増え、利益が削られる可能性が高くなります。

メニュー表示のセオリーは、図1のような表記にすることが望ましいのでしょうが、テイクアウトのために包装材料や容器などを別途用意して提供しなければならないので、そのコストも原価に含めると考え、店内飲食でも、テイクアウトでも、同じ金額で提供すると決定するのも、アリだといえます。

消費税増税の準備には、様々なことが必要ですが、お店の営業形態を見直し、増税によって消費者の行動に、どのような変化が起こりうるかを予測しながら、メニュー表示の方法や価格を決定することも、重要な準備事項となりますので、よくご検討いただくのが得策だと考えます。

事務所案内

阪本会計事務所
〒506-0054
岐阜県高山市岡本町3-242
[TEL] 0577(33)2605
[FAX] 0577(33)2589

外観写真

アーカイブ